特定非営利活動法人山の自然文化研究センター
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NPO法人 山の自然文化研究センターの概要
設立趣旨
日本列島の中心に位置する飛騨山脈は、標高3190mの奥穂高を筆頭に3000mを超える山地が海抜0mの日本海まで連なる延長200kmに及ぶ大山地を形成している。この山脈のほぼ中心に活火山焼岳が位置しており、多様性に富む地形、地質、動植物が見られ、学術的にも貴重な自然が残されている。
一方、この地域における人々の暮らしにも多くの特徴が見られ、貴重な山村文化が残されている。近年、この地域の自然特性や文化が考慮されないままに地域開発が進むことや、生活様式の変化による文化伝承の途絶などが懸念される。また、山岳観光地として来訪者が増加するにしたがって、中高年登山者の遭難事故、山地流域の過剰利用による環境の悪化、自然災害の多様化が問題になっている。
このような社会情勢に鑑みて、この地域の各分野においてこれまで培われた専門技術、知識および経験を総合して社会のために役立てる機会を作ることは、今後の重要な課題である。その観点から、この地域を中心に活動してきた人々の豊富な学識、技術、経験を生かし、会員相互の協力によって、自然環境の保全、山岳文化の継承と創造、安全な野外活動の推進、地域の防災および健全な地域づくりを支援することは、健全な社会資産の形成にとっても非常に有意義である。
よって私たちは、「山の自然文化研究センター」を設立し、意欲ある人々を広く募り、非営利団体として、継続的に責任をもって社会に貢献しようとするものである。
活動の目標は、山の自然文化に関する調査研究および研究発表会の開催、地域防災に関する提言。小・中・高生に対する教育の推進、自然環境保全に関する活動の企画、推進、安全登山の指導および野外活動支援等によって広く公益に寄与することとする。
設立及び法人格の取得
平成16年7月16日設立総会が 開催され、設立趣意書を採択するとともに、会則・年間行事計画の承認、役員の選出等を行い、そして、平成17年2月10日には法人格を取得しました。
内閣府NPO法人ポータルサイト NPO法人情報の検索(NPO法人山の自然文化研究センター)の情報を閲覧できます。
役 員
理事長 澤田豊明
副理事長 山下 誠(事務局長)・藤田正治
理 事 大森清孝・中谷 博・堤 大三・河合和美・宮田秀介・加藤豊彦
監 事 本山千之・瀬戸則夫
事務所・連絡先
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷中尾空山436番地の13
京都大学防災研究所付属流域災害センター穂高砂防観測所内
特定非営利活動法人 山の自然文化研究センター 理事長 澤田豊明
事務局:山下 誠
電話・FAX 0577-32-5528
携帯電話080-1601-4739
メールアドレス:makotohodaka8471(at)yahoo.co.jp
(アドレスの「(at)」を「@」に変更してご利用ください。)